- 子供に自分でスケジュール管理させたい
- 市販のお仕度ボードでは物足りない
- 勉強や習い事のがんばりを可視化したい
私が5歳年長児に習慣を身に着けさせるべく制作した「がんばりボード」は、お仕度ボードにヒントを得たものです。
実物はこちら。
材料はダイソーとAmazonで揃え、製作費は1,000円未満です。
大変満足している…!
作り方をご紹介しますので、どうぞ最後までご覧くださいませ。
がんばりボード制作のきっかけ
「チャレンジ1年生がやりたい」。私がこの「がんばりボード」を作るきっかけになった、年長になった娘の言葉です。
我が家の状況
現在「こどもチャレンジ」を受講中
今年度から塾に通うようになった
「こどもチャレンジ」は小学校に上がるタイミングで辞める予定
それなのに、冒頭のセリフです。すべて、ベネッセのせいなんです。
だって、教材動画の最後の「おしらせコーナー」が上手いんだもの。子ども心をくすぐる、素晴らしい訴求なんだもの。
そこで私は言いました、「5月末まで毎日お勉強を続けられたら、チャレンジ1年生を申し込んでもいいよ」。
娘はやる気になりました。でも、私には見えていました。
絶対、頓挫するなぁ……。
一日できない日があったら、それで諦めてしまうのが、わが子の傾向でした。「もういいや」となし崩しになってしまうのです。
- 1日できなくても、週の間でリカバリーできないか
- 親の声掛けがなくても、自発的に取り組めないか
- 勉強した日/しなかった日を子ども自身で認識できないか
その3点を叶えてくれる媒体を探しました。
市販物を探すも、理想にたどり着かず
すぐ思い浮かんだのは、「お仕度ボード」。
ネットショッピングでも売られています。
でも、このマグネットの項目じゃないんだよなぁ…。
では、「習慣ボード」ではどうでしょうか?Amazon検索すると、ありました、子供用の習慣ボード。
でも、これだと文字を書かなければいけない。年長児に、ホワイトボード用のペンで細かな文字を書かせるのは至難の業です。
マグネットタイプがいいな…。
ポチポチ探すと、ありました、マグネットタイプ。
せ、1,800円! 高いなぁ…。
そして、これは週次の予定を管理するためのボードなので、一つの項目につきマグネットが1枚しかない。
私は、勉強やピアノ練習の習慣を子どもにつけさせたかったのです。そしてそれを、可視化したかった。
仕方ないッ!作るか…。
ということで、超絶面倒くさがりの私ではございますが、手作りすることに決めたのです。
材料
マグネット機能付きホワイトボード
私が購入したのは、ダイソーのマグネット機能付きホワイトボード。
300円の商品なので、大きなダイソーに行かないとないかも?
近くにない場合は、amazonでも調達できます。
私が行ったのは大きなダイソーだったので300円のものしかありませんでしたが、100円でも同じような機能のホワイトボードが売ってると思います。
両面マグネット
私はコクヨのものを買いました。
100均にも売ってるのですが、強度が心配だったのです。
マグネットって張り付かないとイラッとしますよね。100均の両面マグネットは、しっかり最後まで貼り付けないと落ちてしまいました。
コクヨの両面マグネットは、少し隙間があっても張り付いてくれるのでオススメです。
こちらももちろん、100均でも十分なので、ご予算に応じて調達してみてください。
ホワイトボード用のマーカー
今回は、日付と曜日をマーカーで書くスタイルにしました。マーカーもダイソーでそろえられます(100円)。
ただ、100均やAmazonに曜日マグネットが売られているので、書くのが面倒な方はそちらの方が楽です。
マスキングテープ
日付を区切るために使用しました。区切り線をホワイトボードのマーカーで書くと、日付を消す際に線まで消しそう・消さないように気を遣いそうだからです。
3日坊主の私が継続するためには「極限までストレス要因を減らす」ことが重要でした。
こちらのマステもダイソーのもの。2つセットで売られています。
重要なのは細い方です。日付を区切る役割を果たすだけのテープなので、なるべく細いものを選びんでください。
(あれば)シール機
我が家はピータッチキューブを使っています。
「ピータッチキューブ」とは、ラベリング用のシールが作れる機械です。
- スマホで作れる
- オシャレなテンプレートですぐ使える
- テープの種類が豊富
24mm幅だと、こんなラベルが作れます
画像:P-TOUCH CUBE ホームページより
ラベルでオススメなのは「艶消し・黒文字」テープ。
汎用性が高く、なんにでも使えます。
ラベルライターは便利ですが、なくても問題ないです。何度も書き直したい方は、白いマスキングテープの上に文字を書いて、それを貼ればOKです。
- ダイソー:マグネットボード、ホワイトボード用マーカー、マスキングテープ
- Amazon:両面マグネットシート
作り方
以下の手順で作っていきます。
枠(縦線)を作る
日付の枠を作ります。4cmごとに細いマステを貼っていきましょう。
テープとテープの間を4cmとってください
日付とTODO欄を区切る(横線)
ここは適当で問題ないです。私は4cmで区切りました。
ラベルを作る
ピータッチキューブでラベルを作っていきます。
もちろん手書きでもOKです。その場合は次のステップに進んでください。
仕様
ラベル幅 | 12mm |
レイアウト | 左側が絵文字、右側がテキスト |
テキストフォント | TBP丸ゴシックPro |
テキストサイズ | 14pt |
テープの長さ | 自動(45mm以下に収めてください) |
上記の仕様でラベルを作ります。
両面マグネットを切る
ラベルの数だけ、マグネットを切り離します。
仕様
タテ 1.5cm × ヨコ 4cm
私は切れ味の良いはさみで楽に切れましたが、普通のはさみでも問題ないと思います。
マグネットにラベルを張る
ここでひとつ、みなさんに手を動かしていただきたいです。
- マグネットを持つ
- 裏返す
- どのように裏返したか覚える
①上下を変えるようにひっくり返したか、②左右を変えるようにひっくり返したかで、ラベルの貼り方が変わります。
私は①上下を変える方がやりやすかったです。
この方法を採用する場合は、「ヨコの長編綴じ」の要領でシールを貼ってください。
表面とは上下を逆にして、裏面を貼ることです。
左右でひっくり返す方が楽な場合は、表面と同じ向きにラベルを貼ればOKです。
がんばりボードのその後
その日に何をしなければならないかが明確になったので、私にとっても娘にとっても「声掛けをする/される」ストレスが減りました。
娘は自主的に「次はピアノやろっ」と行動しています。
しれっと、ピアノの練習を組み込んでおきました。文句言わずに練習しています。
ピアノ練習をめぐる変遷はこちら
小学校準備や習慣作りにもオススメの、「がんばりボード」。
ぜひご家庭でも制作してみてください。